子供が2人の場合の生命保険
子供が2人の場合の生命保険
生命保険への加入を初めて真剣に考えるのは、子供が生まれたときだと言います。自分や配偶者に万一のことがあったとしても、この子の生活を何とかして守りたい、子供が将来安心して大学に進めるよう進学資金を準備しておきたい、という親として自覚が生まれるからでしょう。
実際、生命保険の死亡保険金の平均額を年代別に見た場合、世帯主の死亡保険金が平均3,000万円を超えているのは、30代から50代までの子育て世代です。公益財団法人 生命保険文化センターの「生命保険に関する全国実態調査」(平成24年度)によれば、30代前半・後半と50代後半で死亡保険金の平均額が3,100〜3,200万円台、40代前半・後半と50代前半でひときわ高く3,700万円台〜3,900万円台となっています。
この3,000万円台の死亡保障の用途としては、大学への進学資金を含めた子供の教育費が大きなウェイトを占めているものと思われます。子供の幼稚園入園から大学卒業までの教育費の実態については、すでに前掲「子供が1人の場合の生命保険」でも紹介した通り、最低1,000万円という調査結果が出ています。
そこで、大まかな見積りとして、死亡保険金を3,000万円とすれば、1,000万円が子供1人の教育費に、残り2,000万円がその他の生活保障に、という形で理解しやすい保険プランになります。同様に、子供2人の場合には、2人分の教育費として2,000万円を計上し、生活保障2,000万円と合算して死亡保障4,000万円の契約を結ぶことが理想的ということになります。
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