50代の生命保険の平均相場と選び方
50代の生命保険の相場と選び方
公益財団法人 生命保険文化センターの「生命保険に関する全国実態調査」(平成24年度)によれば、50代の世帯主で死亡保障のある生命保険に加入している人の平均加入金額は、以下の通りです。
■50代前半(50〜54歳) 平均3,789万円
■50代後半(55〜59歳) 平均3,202万円
この調査は、平成24年4月5日〜5月20日の間に、全国436地点の世帯員2人以上の一般世帯を対象として実施され、4,063世帯から得た回答を集計したものです。公的専門機関による科学的な調査データであり、信頼性の高い最新情報であると言えます。従って、50代の世帯主が加入している生命保険の死亡保険金の相場は、50代前半で約3,800万円、50代後半で約3,200万円と見て良いでしょう。
生命保険文化センターの前記調査によれば、50代は生命保険の保険料をもっとも多く支払っている年代です。
【50代世帯主の年間払込保険料・平均額】
●50代前半(50〜54歳) 平均51.8万円
●50代後半(55〜59歳) 平均51.3万円
その前後の40代後半と60代前半ではどちらも平均40万円台の半ばから前半のレベルですので、50代を通してひときわ高い保険料負担を負っている点が目立ちます。その理由としては、20年目の契約更新を機に年齢によって保険料が高額になるということが当然考えられます。しかし、前記のように、死亡保障のある生命保険の平均加入金額は50代後半になって大幅に減少していますので、単純に年齢による高額な保険料負担が原因とは言えないようです。
50代後半になって死亡保障のある生命保険の平均加入金額が減少しながら、年間払込保険料の高水準が維持されているのは、おそらくは、子供の自立とともに死亡保険の必要性が弱まった反面、老後保障のニーズが高まったことによると思われます。50代では、それまで契約の中心だった死亡保険に代わり、養老保険や医療保険の検討・加入が多くなると思われます。
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